私も一年ぶりの報告...
やっぱり海中には潜らない。
先月25日日曜は蒸し暑い朝でした。
ネコどもにうるさく起こされて、11時頃まで掃除。汗をシャワ
ーで流してお出かけ。
いつもならどこか遠い所にドライブ、というところですが、今回
はごくごく近場。
まずは車で10分ほどの八戸市水産科学館マリエントの駐車場に車を置いて、デイパックを背負い、山下清画伯もかくや、といういで
たちでスタート。
鮫角灯台下を通り、まずは葦毛崎展望台。
ここのソフトクリームは定評がある。冬でも立ち寄るところ。
ごく当然ながらソフトクリームを購入。一休み。
ここから海岸沿いに遊歩道に入り、テクテク。
ニッコウキスゲはもう見当たらず、ところどころスカシユリ。
ハマナスはもう実になっている。あれは「ナシ」ではない。絶対
に「ナス」。牧野富太郎大先生は「ハマナシを東北人がなまって
発音したもの」と言ったそうですが、冗談じゃネー!
夏なのにまだ枯れていない夏枯草や、ネジバナなんぞを見ながら
釜の口という景勝地を通り、白浜海岸。名前の通り白砂2.3k
mの美しい海岸。その踏破はまさに灼熱地獄。
365歩のマーチならぬ1歩進んで2歩下がるような感じ。
40分以上かかってしまった。
遊泳禁止区域の女性?はなかなか大胆。トップレスの外人さんを
はじめとして、国産の若い女性も相当なもの。
しかしマジマジと見入るわけにもいかず、青い海原の方を眺め
ながら、砂浜中央付近の流木に座って一休み。
炎天下でも浜風がやや爽やか。
また歩き初めて海水浴場区域に来ると、時々地元CATVに出演する同級生の郷土史家が..
これから種差まで、と言うと、いいぞ、がんばって!の声。
海水浴場はすごい人出。しかも岬の陰になるのか、風が無くなり
ムッとした感じ。
海水浴場前の食堂で、ザル中華で昼食。
ここからはしばらく1万本の黒松があるという「淀の松原」の木
立の中。野鳥の声も良く聞こえる、いくぶん涼しい道。
途中、林の中のベンチで、松林越しに奇岩と白い波と青い海と、ウミネコの糞で真っ白の島を見ながら休憩。
そしてようやく、種差海岸の広大な天然芝生に到着。
ここの海岸の天然芝生とその他の植生は世界的にも珍しいのだ
とか。固有種や北限の植物もかなりあります。
「国の名勝」に指定されています。
一番高い所にあるあずまやに入り、しばし休憩。爽やかな
風が通り、ちょっとウツラウツラ...
全行程約7kmくらい。高校生の頃に一度歩いたのですが、
それ以来。37−8年ぶりか...
ごくごく身近で、なかなか捨てたもんじゃない。良いハイキング
コースです。
さらにJR種差海岸駅まで行き、ローカル線の無人駅の雰囲気
を楽しみながら100円バス待ち。
JRは本数が少ないのですが、最近運行をはじめた100円観光
バスはなかなか便利です。
歩いた行程に沿って元の駐車場前まで戻り下車。
最近できた入浴施設に寄りゆっくりと汗を流しました。
ヒバの香りがなかなか結構。
ちょっと湯が汚い?元々の水のせい?たぶん冷泉の沸かし
だと思うのですが。
入り口に金券ショップがあって、自販機で入浴券を購入すると
その券をそこにいるおばちゃんが「入浴ご招待券」に交換する
のは何のためのシステム??
初めての経験。
後でニュースを見たら、八戸でも35.9℃だったとか。
こんな気温、何年ぶりか...
去年は雨あめアメ...で夏を飛ばして秋だった。
写真は、その時の海岸と、その前の連休に尾瀬沼に行った時の風景と道端でみかけた目玉おやじイヤ腐性植物「ギンリョウソウ」(又の名をユウレイタケ)
少しは涼しくなるかもしれない...
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